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HN:
Yumeko
「条件をはずす」
受験のシーズンなのですね
10年前にこんなことを書いていました
この頃は息子の部屋に灯りがつくことがあったんだな
ステレオもまだ使われることがあって
話も少しはできたのだなぁ と
なつかしく読みました
息子の様子は変わりましたが
私の思いは変わることなく
淡々と幸せに暮らしています
・・・・・・・・・・・・・・・・
「最近は、よい判定の出ない中3の息子が、
どうしても志望校を変えないことに
???と思いながら過ごしています。
それ以外はとても穏やかなのでOKです。」
と、こんなおたよりを頂きました。
いろんなことがよくわかっていらっしゃる方なので、
私自身の確認のために、
こんなお返事をしました。
自立した息子さんですね(^_^)v
自分で決められる人は、
こどももおとなもステキです。
自分が選択して、結果を体験して、
また次の選択に役立てて・・
これが人生の醍醐味なのですが、
親は、自分の経験や
世間の常識や比較で 未来を予測して、
子どもの選択をさえぎったりしがちですね。
「信じて待つ愛」を試されますね~(^_^)
結果がどのようであっても
一番よい体験になります(⌒-⌒)v
私はこんなふうにも思います。
まわりのみんなの成長のために、今の経過が必要な体験・・
だとしたら・・息子さんは親を成長させるために
あえてこの状況を創っている・・
私もこどもから「無条件の愛」を学んでいる最中です。
愛は、はじめから条件ナシです。
「あなたが 何を選択しても 好き!」
(これは親子でも、夫婦でも、恋愛でも同じことですね)
「あの子がこうだったらいいのに・・
ああでなければいいのに・・」 という条件付けは、
子どもも自分も苦しめます。
親は自分の期待に応えてくれない子どもを責め、
子どもも 親の期待に応えられない自分を責めて、
それが怒りや悲しみとなって苦しいのですね。
「何をしても、何もしなくてもあなたが好き!」
これは私が、寝ている息子の部屋を掃除したりしながら
いつも心にある思いです。
この5年ほど前から寝込んでいる息子が、いつか、
「みんな、自分で選んでいるんだよ。」
と言いました。
だったらそれをジャッジしないで、受け入れることに。
毎日が 条件をはずすワークです。
彼はこの一年、ほとんど目をとじていることが多かったので、
呼びかけたら目をあけて ただ私を見てくれただけで、
私を幸せな気持ちにしてくれます。
「うん」と返事でもしてくれたなら ルンルン気分♪
そうっとさわって
生きていることを確かめたりするほどの、
何日かの長い眠りのあとは、
トイレに出てきただけで 感動!
いつか一度 部屋に灯りがついていて、
ジャズが流れてきた時には、そりゃあ 飛び跳ねたい気分♪
まして 一緒にテーブルについて
食事できる時のつかの間は、
ああ なんて愛されているのだろう!と
無上の幸せを感じます。
目の敵だった(笑)タバコの煙も、生きてる証し。
ゴミが出ることも なにかこぼすことも、
息子が生きてるってことの証し。
生きていることが愛だと 感じるようになりました。
吸い殻の始末や、
コーヒーの缶を洗って片づけることも、
私の生活の 感謝の一部になりました。
「生まれてきてよかったと思っているよ」
と言ってくれたのが、今年のお年玉\(^o^)/
条件がなくなったら、
うれしいことばかりなのですね!(*´∇`*)
息子は今 そういう仕事をしています。
みんなそのままで ちゃんと役割を果たしています。
思えば 彼はこどもの頃からずっと、
体をはって 私の目覚めをうながし、
制限だらけの私の手を引いて、
やっとここまで連れてきてくれました。
彼に、要求や期待や怒りがないので、
このワークが続けられてきたのだと思います。
私たちを進化させるための、
子どもは親を超えた存在ですね(^_^)v
私たち こんなにも子どもに愛されて・・
感謝ばかりです。
次の季節は 春ですね(*゜▽゜)ノ
ゆめこ
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